【イベントレポート】第3回小径車ライド アマビエ展

江戸時代後期、肥後国(熊本県)の海上に出現し、数年間の豊作と、同時に疫病の流行を予言したという妖怪がおります。
それが「アマビエ」という妖怪で、現在のコロナ禍を機に、にわかにその存在に注目が集まっています。

なぜかというと、この妖怪はその場にいた役人に向かって「疫病が流行ったら、私の姿を書き写して人々に見せよ」と言い渡し、その後は海に戻っていったらしいのです。

アマビエ

そして描き残され伝わったのが、上↑の図なのですが…。

当時の役人に絵心があったのかどうかによって、もはや伝言ゲームのように全く違う画像になってしまいそうな気がしますね…。

現代においても、疫病退散の思いをこめて有志の皆様がアマビエを制作したという展示会があり、神戸北野美術館でも開催されました。

【コロナVSアマビエ展 復活】神戸北野美術館ミュージアムカフェ
展示期間:6/1~29
http://www.kitano-museum.com/index.html

出展者メンバーの知人から情報を貰ってたので、小径班の6月ライドは神戸北野美術館まで行ってみました!

しかし当日は、やや天気が悪い予報です。
行先変更しようか、どうしようか?と思案しているうち、ランチ後のノンビリ出発となりました。

FRONTIER店舗から神戸北野美術館までは、国道2号線を経由して西へ向かいます。
道路はほとんど平坦で、片道20kmほどです。
小径車でゆくには、ちょっとロングライドでしょうか…

車の交通量が多く路肩が狭いエリアは、自転車通行可の広い歩道なども使いながら、のんびり進みました。

しかし、北野通に入り、JR新神戸駅が近づいてくるとだんだん坂道になってきます。
ちょっとの傾斜も、結構しんどい~!
一生懸命走りすぎて、思わず目的地を通り過ぎちゃったりしながらなんとか到着!

細い階段の上にある美術館で、付近には自転車が止められそうな場所がありません。
ひとまず受付に自転車置き場の確認に行くと、庭のテラス部分に置かせてもらえることになりました。階段を自転車担いであがります。


盗難の心配が少なくていいですが、自転車を担いで階段上がるのはちょっと大変です。

アマビエ展は、美術館併設のカフェにて開催されているそうです。

そちらに向かうと、カフェの中にたくさんのアマビエが展示されていました。
※主催者様に写真掲載許可いただいております※

アマビエだけじゃなく、コロナウイルス?をイメージしたような何か?も…

入場はワンドリンク制だったので、ジンジャーエールを頼みました。
走ってきて暑かったこともあり、ホッと一息。

しかし、にわかにパタパタパタ…! という音が聞こえてきました。

みると、あっというまに路面が雨に濡れているのでした。
ついに雨が降ってきてしまいました。
展示を見ている間に止んでくれることを願います。

その後、アマビエ展主催者の方から展示に関するお話を聞くこともできたり、カフェの受付で販売されているアマビエクッキーもお土産に買うことが出来ました。

とてもかわいいです。割らずに家まで持って帰れるでしょうか…。

ゆっくり展示を楽しんで、外に出ると、すっかり雨は止んでいました。

道路も少し湿っている程度。
よかった!

帰りはみずたまりを避けながら、のんびり走って帰ることができました。

走行距離は、40.58km


自宅に到着すると、アマビエは粉々になってしまいました…。ああ〜…!
先に写真撮っておいてよかったです。

梅雨が長く続いていますが、合間を狙ってまた走りたいなと思います。